氏 名
小川 友哉
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
平成23年 5月31日
表 題

 呑釣日誌2011春の巻

本   文 

 
 呑釣会の春季磯釣りは5月18日~21日にかけて催行され、新谷修、森井国隆、中野邦昭、横道忠、小川友哉の5名が早朝、竹芝港に集結した。乗船券購入後、大漁を祈願し缶ビールで乾杯し、釣り談義で出航までの一時を過ごした。乗船時、昨夜の大物釣りの夢が正夢になればいいなーと、思いながら高速ジェット船“夢号”に乗船した。                                        
 8:00竹芝港出航後、大島~新島を経て順調な船旅で、船酔いも無く又、船内で飲んだ缶ビールの酔いも無く、11:25式根島に予定通り到着した。                        

 常宿「下田屋」の車で宿へ直行。別送荷物を整理しその後、昼食。気温30℃を超えるカンカン照りの天候のため年寄りにはきついと判断し、14:30まで宿で休養することとした。休養後、全員で式根港に行き17:30の納竿まで、ひたすら竿を出した。
 18:00町営温泉の憩いの家へ行き入浴、心身共に癒され、ホット一息。宿に戻り早目の夕食。

 5月19日(木)この日も晴天で絶好の釣り日より。早目の朝食後、野伏港組(新谷、森井、横道)と孫市磯組(中野、小川)に別れ終日竿を出した。昨日と同様に30℃を超える気温の中、遠投投げ釣りのS会長には苦行と思われたが、頑張り通したのは流石。釣り果は磯組の方が良かった。昨夜と同様に温泉で汗を流し夕食。                                                  
 5月20日(金)快晴。この日も絶好の釣り日より。全員、野伏港で良形魚の実績が多い西側桟橋の端に、陣取り暑さにもめげず終日竿をだした。夕食時、表彰式を行い、大漁賞はY氏が又、大物賞はM氏が獲得し、S会長より夫々、賞品が授与された。  

 5月21日(土)快晴。式根島出航15:10まで時間に余裕があったので、式根島島内観光ツアー(ぐんじ山展望台~足付海中温泉~地鉈海中温泉~神引展望台)に出かけた。地鉈温泉では水着を着けN氏、M氏が海中温泉入浴を体験した。

 予定通り愛する家族に、釣った魚をお土産に(釣れなかった人は女将さんからいただいたキビナゴ料理をお土産に)、高速ジェット船“愛号”で久里浜港に17:30帰着した。

 今回は天候に恵まれ満足した釣り行であったが、秋の釣り行も天候に恵まれ“楽呑楽釣”の釣り行となるよう願いつつ散会した。

*今回の釣り果及びエピソード
 ・釣り果  メジナ(手の平~37.5㎝級)10匹 、 良形カワハギ 8匹
       ブダイ(35㎝級 )2匹、オキナヒメジ 2匹、シマアジ(40cm級) 1匹

  その他ゲドウ  多数
 ・“雨・風・高浪”を呼ぶ男は誰だ!がほぼ判明。 

 過去の釣り行では毎回“風・雨・高浪”に悩まされてきた。しかし今回の釣り行では風・雨・高浪に悩まされることもなく、釣りを楽しむことができた。
  従って、今回の釣り行参加者は“雨・風・高浪”を呼ぶ男ではないこが判明した。

 ・ウミネコの恩返し?その2

 式根港で遠投投げ釣りをしていたX氏のウキ付近に、落ちこぼれた撒き餌さのオキアミを食べにウミネコが着水した。浮きの異常な動きに道糸を巻くためリールを回し続けると、ウミネコが海上でバタバタと暴れはじめた。

 何と、前回と同様、道糸がウミネコの羽根に引っかかってしまったのだ。急いでウミネコを岸壁上に引き上げ、暴れ回っているウミネコに玉網を被せた。するとウミネコは観念したのかおとなしくなったので、絡まっている道糸を切り解放した。
翌々日、野伏港で遠投投げ釣りをしているX氏の近くに、開放したウミネコなのか?馴れ馴れしく近寄ってきた。餌取りの10cmスズメダイを投げ与えると、頭から丸呑みし首を振り振り飛び去っていったが・・・・
 納竿間際、M氏の竿に37・5㎝のメジナがかかった。 これぞウミネコの恩返し、その2か? 次回の釣り行で、その3もありそうな気がしてきた。

 “釣れなくとも旨い酒・釣れれば其れを肴に更に旨い酒・呑釣良き哉”
                  「続く2011秋の巻」                

                                               以上

ひらすら竿を出す
釣果1 
釣果2 
釣果3
釣果4
地鉈温泉にて
この真をクリックすると拡大写真が見られます