氏 名
喜田 准一
 所 属
東燃和歌山OB会
 掲 載 日
平成22年08月16日
表 題
 川 柳
本   文 

 

 近年川柳人口が増えつつあります。日常の暮らしの中での暗いニュースの裏返しで、明るい膝ポン川柳が見直されて来たのでしょうか。

 厚かましくも二度目の拙句を投稿させて頂きます。

 1.損得が絡みぐるぐる回る知恵   (課題「ぐるぐる」)産経新聞 H.21.12.24

 2.イケメンへ女の意見裏返る    (雑詠)     和歌山新報 H.22.01.30

 3.人よりもペットが病んで大騒ぎ  (雑詠)      読売新聞 H.22.02.12

 4.ワンコインで一食満たす暮らし向き(時事川柳)    読売新聞 H.22.03.20

 5.赤っ恥掻いて大人になって行く  (課題「赤い」)  産経新聞 H.22.02.26

 6.泳ぐより水着を見せに行く浜辺  (課題「水」)   産経新聞 H.22.03.09

 7.いきさつは捨てて明日へ舟を出す (課題「舟」)   朝日新聞 H.22.03.19

 8.一桁の昭和野武士の骨がある   (課題「昭和」)  産経新聞 H.22.04.27

 9.仕分けする程に出て来る甘い汁  (時事川柳)    読売新聞 H.22.06.12

 10. ナツメロが思い出させる捨てた過去(雑詠)     和歌山新報 H.22.05.02

 11. 明日よりも今日を必死に生きて古希(雑詠)        読売新聞 H.22.07.02

 12. 七光り七つの影を持つ背中    (課題「背中」)  毎日新聞 H.22.06.29

 13. あの人のつくり話は夢がある   (課題「つくる」) 産経新聞 H.22.01.29

  注:課題とは、一定の題を決め、それに沿った作句をすることです。

    雑詠とは、自由に感じたことを作句することです。

                                          以上

                         
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