氏 名
竹内 弘次
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
平成22年06月21日
表 題

 尾瀬の散策

本   文 

 
 6月11日、尾瀬の散策に行ってきました。
 目的は、今が盛りの水芭蕉の観賞はもちろんであるが、体力の衰えを感じる昨今、一度体力の自己診断をしようと一念発起、付添い人に女房殿を誘い、新聞のチラシで観た「尾瀬の散策!今を盛りの水芭蕉を観賞!ハイキング初級コース!」に申し込んだ次第である。

 「鳩待峠」より入るコースで、水芭蕉の最初の群生地「山の鼻」まで、片道約1時間強の道程である。ここ数日間続いた夏日のためか(当日も快晴、27℃)、湿原は一見乾燥地帯に変貌しており、水芭蕉も群生しているものの生気が無く、観光写真でよく見る水面に浮かぶ水芭蕉を観察することができなかったのが残念である。

 そんな中、リュウキンカ(立金花)に負けじと精一杯自己主張する小さな一輪の水芭蕉が何気に愛おしく、思わず携帯電話(カメラ)のシャッタを切った。
時間にも余裕があったので、「山の鼻」より更に足を伸ばして、とも思ったが帰りの道程、急な上り坂が頭をかすめ、付添い人の女房殿には次回の楽しみに取っておこうと説き伏せて、今回は「山の鼻」周辺の散策にとどめることにした。

 体力診断の結果は、予想通り女房殿(毎日のスイミングで鍛えている)に大差で軍配が上がったのは言うまでも無く、帰路の上り坂では息も切れ切れ、後ろから来たかなりの高齢と思われるご夫婦にも追い抜かれ、女房殿には「大丈夫?休憩しようか?」と心配の掛けどおしであった。
予想以上の体力の衰えを痛感し、強化対策の必要性を認めざるを得ない尾瀬行であった。

 禁煙の実践とウオーキングを強化するか! スイミングか! はたまた、今更・・・と諦めるか! 思案中の私がいます。

以上

ハイカー風の私
(後ろは至仏山)
水芭蕉
リュウキンカの中で自己主張する小さな水芭蕉)
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