氏 名
森  規
 所 属
東燃和歌山OB会
 掲 載 日
平成22年 5月 1日
表 題

淡島神社と友ヶ島

本   文 


 ○淡島神社

 南海電鉄加太線加太駅から集落の古い町並みを抜け、港を見ながら海岸に出たところに淡島(あわしま)神社がある。古代から婦人病・安産祈願・縁結び・夫婦和合などにご利益があるとされた。ただし、カップルで参拝してはいけないという人もいる。女性の守り神・航海の守り神の性格が強いため、櫛・かんざし・雛人形などが多数奉納され、境内にはおびただしい数の人形が並べられていて独特の雰囲気である。毎年3月3日には春の風物詩「雛流しの神事(人形を2艘の白木の船に乗せて曳き舟で曳いて沖へ流す。 環境問題上、直ぐに回収)」があり、観光客で賑う。参道には加太観光センターがあり、海産物の土産物「さざえ・おく貝(大あさり)・ワカメ・海苔」等を販売している。

 ○友ヶ島

 和歌山市加太沖の紀淡海峡に浮かぶ4つ(沖ノ島・地の島・虎島・神島)の無人島の総称で沖の島には、旧日本軍により、外国艦隊の大阪湾への侵入を防ぐための砲台が造られ、今も存在している。瀬戸内海国立公園に指定され、夏場にはキャンプ場・バンガロー村が開設され、一時は賑ったが観光客減少に伴い、沖ノ島への船便もGW・日祝日・夏休みのみ運航している。

 ○休暇村紀州加太

 友ヶ島が浮かぶ紀淡海峡の景色が一望できる高台に立つロケーションが自慢の宿で(予約が取りにくいので要注意)、大きな窓から風景を眺めながらレストランでランチを味わうのも一興である。

                                                以上

淡島神社
人形群
鳥居と土産物店
貝類
紀淡海峡と友ヶ島
休暇村紀州加太

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