氏 名
福島 達昌
 所 属
東燃和歌山OB会(副)
 掲 載 日
平成21年11月23日
表 題
 「ごぶさたしています」
本   文 


 古里御坊に帰り早や4年近くになりました。すっかりご無沙汰していますが、去る9月26日(土)和歌山OB会に出席をして、旧交を温めました。

 私は健康と体力の増進のため、毎朝必ず一日5Kmを目標に歩いています。更にその延長として、市内の御坊“歩こう会”に入会をして、定期的に、近畿地方の社寺仏閣を巡りながら、その土地の沿革や歴史をひもとき、四季折々の風情をめで楽しんでいます。

 偶々、和歌山OB会の翌27日には、歩こう会の例会があり、平成の日本海岸百景に指定された、由良町白崎海岸で遊覧船にて湾内島巡りは絶景でした。
 その後、火力発電所を見学し、次の広川町では“稲むらの火の館”の館長より浜口梧陵の話で稲むらの火が、小泉八雲により、“生ける神”(A LIVING GOD BY LAFCADIO HEARN)と題し、明治30年に書かれ、海外に発表されたと説明されました。

 私は八雲に感謝すると同時に、鎖国から40年余り経て出されたこの実話を、各国の人の心にどの様に受けとめられたのか知る由もないが、何かその念にかられたのでした。
 150年近く経た、私財を投じて構築した防波堤を見た後、醤油の町、湯浅町で醤油の歴史(梧陵の銚子の“ヤマサ醤油”等)を聞いた後、語り部会の方から、古い町並みを町をあげて保存に取組んでいると力説を聞きながら見て廻り、最近開設された“オモチャ博物館”を見学して帰路につきました。

 今年もあと1ケ月余りとなりましたが、去る11月14日(土)には、世界遺産“熊野古道”のウォーキング、翌15日(日)歩こう会による、六甲山周辺を見て、清(キヨス)荒神、中山寺を巡ってきました。

 12月には、生涯学習を目指して入学した市民大学の学園祭が、12,13の両日、市の文化会館で開催されるので、それに出品する書の揮毫に専念中です。
 一方農園クラブでのサツマ芋や野菜等も収穫して展示後は無償配布する事にしています。これらを通して市民の皆様との交流も楽しみの一つです。

 このように、年相応の運動や学校の授業で頭の活性化を図りながら、楽しく快適な生活を過ごすため一層の努力を続けたいと念じています。
 少し長くなりましたが、近況報告を兼ねてご無沙汰のお詫びとさせて頂きます。

 OB会各位のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

“稲むらの火の館”での記念撮影

自宅にて(H.21.11.17撮影)

この真をクリックすると拡大写真が見られます