氏 名
大橋 益男
 所 属
東燃関東地区OB会
 掲 載 日
平成21年11月16日
表 題
 ごぶさたしています(地元デビュー)
本   文 


 08年3月のリタイアを機に、それまで東京に於ける勤務の期間が長かったため、地元での付き合いが、ほとんどなかったことに気が付いた。さいたま市(当初は大宮市)に移り住んで17年も経つのに。

 地元との接点を求めていた或る日、市報に「シニア大学生募集」の公告を見付け、応募したところ補欠で入学を許された。

 シニア大学は市内に5校あり、私が通う「大宮中央校」は生徒が90余名。授業は隔週木曜日。授業内容は一般教養よりも、「遺言の書き方」「認知症」「介護について」等々、これからに役立つであろう科目が多い。

 事務局のサポートはあるものの、学生による自主運営が基本。20数名による理事会の中で、私は、会長以下7名いる役員の末席を汚し、自らの経験を生かして、お役に立てるよう努めている。わいわい、がやがや議論する中で、それぞれのお里が知れるところが、また面白い。

施設内での飲酒はご法度ゆえに、会議後の外での一杯は欠かせない。特に、同じ町内に住むメンバーとは「N会」なる会を結成し、打ち合わせと称して杯を交わす機会が多い。興じれば、カラオケに行くことも。賢人、才人、夜の帝王等々、多士済々のメンバーに学ぶところは多い。幸いにして周辺に奇人、変人の類はいない。

先日、シニア大学年間行事の中での最大のイベント、文化祭が開催された。それぞれが青春時代に返り、歌、踊りなどの演芸と趣味の作品の展示を楽しんだ。私も、班の仲間と懐かしの青春歌謡を合唱し、あろうことか指揮まで執ってしまった。また、展示部門には、枯れ木も山の賑わいとばかり、写真2葉と川柳5首を出品した。

そんなこんなで、これからもシニア大学で出会った良友を大事に、地元で楽しく有意義に過ごして行けたらと思っている、今日この頃である。

以 上

「N会」の仲間と
(真ん中が私)

合唱の指揮を終え
ホッとした瞬間

同好の士に勧められ
出品した 川柳

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