氏 名
小川 友哉
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
平成21年12月01日
表 題

呑釣日誌 2009 秋の巻

本   文 

 
 11月17日(火)21:00竹芝桟橋に呑釣会秋季磯釣りに参加する新谷修、大内健伍、山口義之、平中勇三郎、森井国隆、中野邦昭、横道忠、小川友哉が小雨降る中、三々五々 集結した。
 当初参加予定だった福島敬三氏は四国遍路旅と重なったため不参加となったが、春季より2名増の8名での釣行となった。

 乗船券購入時、春季と同様に「大島以降の利島、新島、式根島、は荒天のため条件付き出航となります」と、東海汽船係員から告げられ、昨秋季、大島止まりとなった釣行の、二の舞にならぬよう祈りながら大型客船「かめりあ丸」に乗船した。

 22:00竹芝港出航後、食堂に参集し定例のミニ呑呑会で、23:30の消灯時間まで釣り談義に花を咲かせた。今回は手足が十分伸ばせる特二等の二段ベットを予約したので、消灯後,直ちに眠りに就くことが出来た。

 11月18日(水) 6:00大島着、船内アナウンスにより条件付きではあるが大島以降の利島、新島、式根島、神津島へ向けて出航すると聞きホット一安心。
 大島出航後、しばらくして大きな波とうねりで船が激しく揺れだした。私とO氏以外は船酔い薬の効果も儘ならず、船酔いと悪戦苦闘の末、青息吐息の状態で9:05予定通り式根島に到着した。

 常宿「下田屋」の旦那さんの出迎えを受け、2台の車に分乗し宿へ直行。宿での部屋割り、別送荷物の整理後、船酔いが回復するまで休養することとした。
 その後、磯組(大内、中野、小川)と桟橋組(新谷、山口、森井、平中、横道)に別れ、北東の強風が吹き荒れる中16:30の納竿まで、ひたすら竿を出した。

 17:00 町営温泉の憩いの家へ行き入浴、心身共に癒され爽快な気分に。宿に戻り早目の夕食。今回も赤サバとメバルのから揚げ等、新鮮な海鮮料理に酒も進んだ。

 11月19日(木) 曇りで北東の風強く午後からは雨との予報で釣りには不向きの天候となった。野伏港はまともに風を受け釣りにならないので、桟橋組は昨日と同じ式根港で磯組は「孫市」で竿を出すこととした。
 ところが磯組が入磯すると強風で竿が出せないので、磯釣りを断念し桟橋組と合流し全員式根港での桟橋釣りとなった。

 午後までは持つと思われた雨が10:30頃から降り出した。風と雨と寒さに耐え切れなくなり、完全装備で15:00までは頑張ると言うO氏を残し、全員宿へ引き上げた。
 昼食後13:00過ぎに、雨の中竿を出し続けるO氏に対し会長命による引き上げを説得。その後夕食時までミニ呑呑会で時を過ごした。

 昨夜と同様に温泉で汗を流し夕食。今夜は私が昨日釣り上げたスマ鰹の刺身が追加され、珍味に舌鼓をうった。
 夕食時、今回の釣果の表彰を行い、S会長から賞品がそれぞれ手渡された。

 ・大漁賞(M氏:良形メジナ&スマ鰹) ・大物賞(私:スマ鰹) ・敢闘賞(O氏:良形メジナ)

 11月20日(金)快晴。海は昨日と同様、白波が立つていたが予定どうり11:25に乗船し、幸いにも全員船酔いもせず大島に渡り、大島から高速ジェット船で熱海に行きJRで無事横浜に帰着し、次回は天候に恵まれるよう願いつつ散会した。

*今回の釣り果及びエピソード
 ・釣り果 メジナ(手の平~40㎝級)7匹  良形カワハギ 2匹
       スマ鰹 2匹  シマアジ 1匹  その他ゲドウ(イズスミ、他多数)

 ・ドボン釣りのY氏、今回もカワハギを釣り上げた。磯の海底の引き釣りでカワハギを釣る腕前はなかなかのもの? 

 ・毎回御馳走になるN氏夫人のおつまみ料理には感心させられる。どうしたら作ってくれるのと聞かれたN氏、それは言えないと黙して語らず。

 ・式根島での釣果抜群のM氏。今回も遠投釣りで大型メジナとスマ鰹を釣り上げた。スマ鰹を釣り上げた時、釣り見物していた観光客にドット取り囲まれ注目の的となった。

 ・帰ってから来春季の好天及び大漁を祈願して、年明け早々に神社でお払いをした上で呑呑会を催すことになった。その時の話題の中心は勿論、“雨、風、高浪を呼ぶ男は誰だ !”。

  “釣れなくとも旨い酒・釣れれば其れを肴に更に旨い酒・呑釣良き哉”

                         「続く2010春の巻」                                                以上

ミニ呑呑会
(かめりあ丸船上にて)
式根島港にて
釣果1
釣果2(磯組)
釣果3
記念写真(民宿夫婦と)

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