氏 名
渡辺 誠一
 所 属
東燃総研OB会
 掲 載 日
平成21年 8月24日
表 題

米国ミネソタ州での夏休み

本   文 


 ミネソタ州は、湖が1万1千余あるので、通称1万レイクの州と言われている。夏の間人々は湖畔の別荘で休暇を楽しむことが多い。北はカナダとの国境となり、この地帯はバウンダリ・ウォーター・カヌー・エリアと呼ばれ、道は行き止まりとなり、広大な針葉林と湖沼が待っている。この地域の中心の街、イーリーで狼の観察園を訪れた。近くのスーダン鉱山跡地では、地下約800米にあるニュートリノの補足装置を見学した。

 この研究所では、735 km離れたシカゴのフェルミ研究所の陽子加速器で加速した陽子をグラファイトに照射して発生したピオンが崩壊してニュートリノになる現象を研究しているという。写真のニュートリノ検知器は、八角形で縦横の長さ8mである。

 ミシシッピ川の水源と定められた場所は、イタスカ公園の中にある。ミシシッピ川の水は、ここからミネアポリスを通り、ウイスコンシン州との州境を流れて行く。この州境はミシシッピの谷と呼ばれ、両側約200mの断崖の間を大河となって滔々と流れている。川の右岸に沿ってこの谷をドライブできる州道61号線は、すばらしい景観である。

 写真のキャプション

 1. オオカミの生態観察園

 2. ニュートリノ検出器と科学と芸術の融合イメージ

 3. ここよりミシシッピ川が出発する

 4. 川の流れが、ペピン湖となっている

 5. 中洲に発展したウィノナの街

 6. 60米先を飛ぶクレイをショットガンで狙う

1. オオカミの生態観察園
2. ニュートリノ検出器と科学と芸術の融合イメージ
3. ここよりミシシッピ川が出発する
4. 川の流れが、ペピン湖となっている
5. 中洲に発展したウィノナの街
6. 60米先を飛ぶクレイをショットガンで狙う

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