氏 名
小川 友哉
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
平成21年5月8日
表 題

呑釣日誌2009春の巻

本   文 

 

 4月24日(金)22:30横浜大桟橋に呑釣会春季磯釣りに参加する6名が集結した。
 乗船券購入時、昨秋季と同様に「大島以降の利島、新島、式根島、神津島は荒天のため条件付き出航となります」と、東海汽船から告げられ式根島まで無事到着できるか、一抹の不安を抱きながら大型客船「かめりあ丸」に乗船した。23:30横浜大桟橋出航後、就寝前にミニ呑釣会で釣り談義に花を咲かせた。

 4月25日(土) 船内アナウンスにより条件付きでではあるが大島以降、利島、新島、式根島、神津島へ向けて出航すると聞きホット一安心。大島出航後、海の状態も思っていたほど悪くなく、順調に利島、新島と進み9:05予定通り式根島に到着した。

 午後荒天との情報にスケジュールを再調整。その結果、午前中だけでも竿を出したいと意気込む大内、横道両氏は野伏港で釣りをし、他のメンバーは宿で休養することとした。

 天気予報より早めに天候が悪化し、11時過ぎより風雨共に強くなる。野伏港で竿を出した二人、風と大雨で釣りも儘ならず12時前にずぶ濡れで宿へ引き上げる。17:00 風雨強い中、町営温泉の憩いの家へ行き入浴、心身共に癒され爽快な気分に。夕食は新鮮な海鮮料理を肴に釣り談義と共に酒も進んだ。

 4月26日(日) 大雨は上がり、快晴。但し強い西風で釣りには不向きの天候となった。式根港は全面立入り禁止で、野伏港はまともに西風を受け釣りにならないので、年寄り組の桟橋での釣りは断念せざるを得なかった。

 一方、若手の磯釣り組、大内、中野、横道の3氏は西風の影響を受けないヒカゲ磯へ降りた。年寄り組はヒカゲ磯が見下ろせる斜面に陣取りビール片手に磯釣り見物と洒落込んだ。昼食の後、磯釣り見物に飽きた年寄り組が式根島に来たからには、一度も竿を出さずに帰る訳にはゆかないと言い出した。竿さえ出せればどんな場所でもいいと言うので、野伏港の船溜り入り口へ行き、そこで竿を出すことにした。いつもなら竿を出す気も起こらない場所であるが、海が荒れていた影響によるのか山口氏のフカセ仕掛けに次々と子メジナがかかりだした。

 これを見た新谷会長、遠投仕掛けからフカセ仕掛けに変更。すると30㎝級、25㎝級と立て続けに良形メジナを釣り上げた。不思議なこともあるものだ。磯釣り組は当りも殆どなく16:00 納竿。年寄り組は約3時間で13匹のメジナを釣り上げ16:20 納竿。昨夜と同様に温泉で汗を流した後、夕食。今夜も美味しい料理を肴に酒も話も大いに弾んだ。

 。                       4月27日(月) 海は昨日と同様、白波をたてており、「かめりあ丸」が着桟出来るかどうか不安を抱かせたが、幸いにも予定通り11:25に乗船し、大島から高速ジェット船で熱海に行き、JRで無事、横浜に到着した。大荒れの釣行だったが、“釣れなくとも旨い酒・釣れれば其れを肴に更に旨い酒・呑釣良き哉”   (小川記)
                 「続く2009秋の巻」

                                                  以上

「呑」釣会
呑「釣」会

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