氏 名
小川 友哉
 所 属
東燃川崎 OB会
 掲 載 日
平成20年12月1日
表 題
 呑釣日誌2008秋の巻
                         本   文 


 11月11日(火) 21:00、竹芝桟橋に呑釣会秋季磯釣りに参加する6名(新谷修、大内健伍、山口義之、平中勇三郎、中野邦昭、小川友哉)が集結した。
 当初参加予定だった横道忠氏が腰痛のため急遽不参加となり、春季と同じく6名での釣行となった。

 乗船券購入時大島以降の利島、新島、式根島、神津島は荒天のため条件付き出航となりますと、東海汽船係員から告げられ式根島まで無事到着できるか、一抹の不安を抱きながら大型客船かめりあ丸に乗船した。

 22:00 竹芝桟橋出航後、食堂に参集し23:30の消灯時間迄ミニ呑呑会で釣り談義に花を咲かせ、翌朝悪夢が待っているとは露ほど知らず安らかな眠りについた。
 大島岡田港到着予定6:00の1時間前頃から3,837tの大型船が大きく揺れだした。

 岡田港着桟時の揺れは想像以上に激しく、繋留が完了し揺れが止まったのを実感した時正直ホットした。この揺れで新谷会長以下若干名が軽い船酔いに陥った
 岡田港到着前、船内アナウンスにより大島以降の各島々の運航は、着桟作業が不可能のため全て欠航すると知らされた。
 この事態にどのように対応するか、食堂に参集し朝食を取りながら相談した。その結果、釣行は中止し本船に留まり、本船で竹芝へ戻ることにした。

 14:30 出航迄時間はあるが小雨交じりの強風で、桟橋での釣りも儘ならず昨夜のミニ呑呑会の続きを行うことになったのも、自然の流れか? 中野氏夫人作のおつまみ料理を肴に釣り、政治、経済、旅行、海外トイレ事情談義 等を肴に 時の過ぎ行く儘 楽しく過ごした。

 今回の釣行中断で残念・無念の思いが強かったのは初孫に鯛を釣ってくると奥さんに大見得をきった大内氏、春季に逃げられたメジナを釣り返すと意気込んでた中野氏と、春季に参加できず今回民宿下田屋の女将さんと会うのを楽しみにしていた山口氏か?

 結局この日は大島航路の全便が欠航となり、桟橋付近のみやげ店は殆ど閉店していたが、たまたま開いていた食堂で メダイの漬け寿司と漬け丼の昼食をとることができた。

 14:30 大島出航後東京湾に入る迄大きな揺れに見舞われたが、全員船酔いすることもなく19:15 無事、竹芝港に到着した。乗船券売り場で船賃の払い戻しを受け、来春4月の再会を約し、それぞれ帰路についた。

 私にとって今回の21時間に及ぶ船旅は、9・11米国テロ事件の時 ラスベガスへのツアー旅行で米国入国寸前に、飛行機が入国拒否に会い カナダのバンクーバーに降ろされ、ツアー中止となりカナダ・米国を転々としたハプニング旅に次ぐ、思い出として心に永く残りそうな釣行となった。

 来春の釣行は大物が釣れるのを願い ・・・・ 2009春の巻に続く

                                    以上

出航後のミニ呑呑会
船はむなしく岡田港に足止め
朝から又、続・ミニ呑呑会
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