氏 名
猪浦汪生
 所 属
KSS OB会
 掲 載 日
平成20年08月23日
表 題

  S35年入社の同期会

本   文 


 昭和35年の第一期入社は男子47人で現役時は同期会も開いていましたが、退職後は休止状態でした。今回第1回目を7月30日に横浜中華街で開催しました。

 当日は地図を頼りに迷わず来られるか、多少の気掛かりもありましたが、猛暑にも関わらず忘却1名を除き、27名が元気に顔を揃えました。

 早速、記念写真の後、会に先立ち残念ながらこれまで途中退職者を含め故人となられた5人の同期の冥福をお祈り黙祷した後、我々のルーツとも言える東燃清水工場の東亜寮の当時の大石寮長の乾杯で宴が始まりました。

 有志が製作した解説入りの懐かしい白黒写真集や「あゆみ」が披露され、当時の熱い想いが鮮明に蘇る頃には宴席のテンションもすっかり上がり、やがて皆、昔の童顔に戻っていました。入社当時の日本橋小倉ビル時代、楽しかった清水工場東亜寮の生活、そして荒涼とした川崎浮島砂漠で来る日も来る日も砂嵐と戦った創業開始当時の写真、更に第二、三期建設期と半世紀に及ぶ苦楽の「あゆみ」が次々と想い出されます。これら一つひとつの貴重な経験が我々の血となり肉となり、その時々の熱い想いは今も脳裏に強く焼きついています。

 「メイドイン KSS」のS35年卒の一体感はこの一連の履歴に起因し、盛り上がる宴席の顔は現役当時の懐かしい顔に戻り、それぞれの話題が新鮮に聞こえるから不思議です。

 その内、十年以上も浮島に行っていないと言う人もいて、最近まで会社に行っていたと言う高井氏からその後の会社の様子が紹介されました。

 また、Y氏が最近始めたと云う絃楽器のソロ演奏を披露する事になり、音あわせを始めるが、お酒の入った頭では中々調律ができず残念ながら次回に持ち越されました。

 気が付けばアッと言う間に予定時間が過ぎ、盛り上がったところで「同期の桜」の替え歌を全員で合唱し、お互いが元気を貰い合ったところで、柿沼氏より生涯健康と次回の再会を誓い一本締めをして散会となりました。

                                               以 上

頭髪は薄く白くなるも気持ちは若いよ
同期の故人に黙祷
何年経っても同期の桜
久しぶりの再会
アルコールが入ると笑顔満開
35年卒全員集合
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