氏 名
北村 公彦
 所 属
東燃和歌山OB会
 掲 載 日
平成20年8月08日
表 題

五島列島 福江島

本   文 


 7月下旬、五島列島 福江島を旅した。見所を紹介します。
 1)福江城(石田城)跡・・・石田城は江戸末期、黒船の脅威を感じ幕府が国防の為15年の歳月と2万両の公費を使って1863年に完成したが4年後に取り壊された。三方が海に面する我が国唯一の海城だった。現在は本丸跡には五島高校、三の丸跡には文化会館・資料館及び図書館があり、又、隠殿(隠居所)と庭園(心字が池)もある。
 2)武家屋敷通り・・・現存は最も保存状態が良かった中級以下の武士が住んでいた所。400m続く石垣の上には「こぼれ石」と言われる丸石が積まれている。この石は合戦の時、石つぶて として使用された。
 3)鐙瀬(あぶんぜ)溶岩海岸・・・鬼岳から流出した溶岩が7kmも続く変化に富んだ海岸線。黒くごつごつした岩石。又、この周辺には亜熱帯植物が生い茂り南国ムード一杯。
 4)鬼岳・・・福江島のシンボル鬼岳は全面を芝生に覆われた臼状火山、標高
は315m。東隣には火ノ岳(314m)がある。
 5)大瀬崎断崖(灯台)・・・海蝕断崖は20km続く。灯台は大型、日本屈指の光達距離を誇る。東シナ海を航行する船舶を守っている。
 6)井持浦教会ルルド・・・南フランスのルルドの街のマッサビエル洞窟を模して信者が奇岩・珍岩を持ち寄って造られた日本初の「ルルドの洞窟」がある。

 添付寫真:   1)石田城 横丁口の門
         2)武家屋敷通り
         3)鐙瀬溶岩海岸
         4)鐙瀬展望台からの鬼岳
         5)大瀬崎断崖(灯台) 
         6)井持浦教会のルルド
 

石田城 横丁口の門
武家屋敷通り
鐙瀬溶岩海岸
大瀬崎断崖(灯台
井持浦教会のルルド
鐙瀬展望台からの鬼岳
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