氏 名
北村 公彦
 所 属
東燃和歌山OB会
 掲 載 日
平成20年7月7日
表 題

熊野古道(伊勢路)を歩く

本   文 


 7月2日、熊野参詣道(東熊野街道)の馬越(まごせ)峠コースを歩いた。

 道の駅海山(みやま)・・馬越峠案内標識・・石畳・・夜泣き地蔵尊・・馬越一里塚・・馬越峠の茶屋跡・・可涼園桃乙の句碑・・桜(安兵衛)地蔵尊・・展望台東屋・・馬越公園・・馬越不動尊・行者堂・・不動滝・・馬越の津波供養塔・・徳本上人名号碑・・尾鷲神社(大楠)迄の4.1km。

1)尾鷲桧・・・羊歯(うらじろ)に覆われた中で林立している。
2)美しい石畳・・・苔むした石畳道が2kmも続く。
3)夜泣き地蔵尊・・・子供の夜泣き封じを祈って夜泣き地蔵と呼ぶようになり、今でも新しい哺乳瓶が供えられている。
4)馬越一里塚・・・ここの一里塚は石畳の両脇にあり、西側に松・東側に桜が植えられ峠越えで疲れた旅人たちの憩いの場であったことが想像される。
5)馬越峠の桃乙(とういつ)句碑・・・「夜は花の上に音あり山の水」とある。
6)徳本上人名号碑・・・幕末、奥熊野で布教活動を行い多くの民を信仰に導いた徳本上人。
7)馬越の津波供養塔・・・1707年の宝永大地震津波で溺死者千有余人とある。
8)はんかい草・・・山地のやや湿った明るい所に生える。中国・漢の武将(はんかい)を連想した名。黄色の花が咲く。

 語り部、吉田金好さんの説明がユーモアに富んでいたので大変楽しかった。Walking後は三浦温泉 ゆ~ゆ~の館で、歩き疲れを取ることができ 楽しい一日でした。

苔むした石畳道
はんかい草
夜泣き地蔵
馬越一里塚
不動滝
展望台東屋からの尾鷲市街
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