１３会も発足してから１０年。昨年末も恒例により12月14日に開催しました。退職後、会名も無く適当な時期にお酒好きの方々で、年2回集まって開催していました。しかし　３年程続くと名前が無くては寂しいとの声もあり、参加者も13名と落ち着いたことから「１３会」としました。

　宴会が始まり、ほどほどにお酒が入って来るとメインテ−マである「近況報告」が始まります。当初は、年金や旅行の話しでしたが、最近は孫や地区での活躍の話など、本来簡単な内容でも延々と得意になってお話してくれます。　まだまだ　足腰が衰えたとはいえ「口」だけは衰えていません。

　会員の中には、地区の信頼が余程無ければ出来ない神社の総々代の方もいます。しかし、不思議なことに、この会での言動はとてもそのような気品のある方とは思えません。他にも、ゴルフコンペの賞品が少なく寂しいとの声が出れば、事前に店の女将やカラオケのママに巧みな「話術」で折衝し、その費用を捻出する長老もいて、なかなか個性豊かな方が集っています。

　懇親会も、二次会の２２時過ぎになると誰がリクエストするのか、「星影のワルツ」が流れ出し、全員で肩を組み輪になって歌い終われば幕となります。これは１０年経っても変わらず、この一体感が次回再会への約束につながっています。