氏 名
森 規
 所 属
東燃和歌山OB会
 掲 載 日
平成19年12月15日
表 題

  名護市 庁舎とヒンプンガジュマル

本   文 


1. 名護 庁舎

 公開設計競技によって1981(昭和56)年4月に建てられた庁舎で、ピンク色のレンガ造りが、各階外壁に付けられた56個のシーサーとともに目をひいている。空間の多い独特な外観は、省エネのために室内に常時涼風を送り、クーラー要らずにするための設計(現在は空調設備を付けているとか)。それに市民とのコミュニケーションの場として、沖縄独特のアサギテラスが設けられているのも大きな特徴である。美ら海水族館へ行く道中で見ることができる。

2.ヒンプンガジュマル

 名護大通りの道の中央にガジュマルが大きく枝を張っている。高さ19メートル、幹囲10メートル余の巨木で、無数の気根を垂らした枝が道路を覆うように茂っており、いかにも南国の木の雰囲気。樹齢は250年以上とか。魔除けの意味を持つ屋敷の門と家屋との間に目隠しのために建てる石壁をヒンプンと呼ぶが、この木を 名護市 外とのヒンプンと見立てとか。県の天然記念物。

◎ ガジュマル(和名)

 クワ科の常緑性高木で、原産地はインド、東南アジア、沖縄。

                                               以上


ヒンプンガジュマル 
名護市庁舎
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