氏 名
北村  公彦
 所 属
東燃和歌山OB会
 掲 載 日
平成19年11月15日
表 題
不思議の島、マダガスカル
                         本   文 


 10月下旬、バオバブ・原猿類を見たくてマダガスカルに行ってきました。この島にはユニークな植物と独自な進化を遂げた動物が沢山見られる。ここではモロンダバのバオバブとベレンティー保護区のキツネザルを紹介します。

A)モロンダバのバオバブ

 星の王子さまに登場するバォバブの木、世界には9種類、マダガスカルに8種類、モロンダバに7種類ある。バオバブ並木の中にある太い2本の胸高囲を実測した結果、940・986cmでした。因みに、愛し合うバオバブは2本分ですが1026cmでした。現地ガイドによると8〜15mのバオバブが500本位あるとの事。

B)ベレンティー保護区のキツネザル

1)植物園とその周囲の森
 
森の中の散歩道は道幅が広く平坦なので歩き易い。茶色キツネザル・ワオキツネザル・ベローシファカが時々愛くるしい姿を見せてくれる。また、カメレオン・アオバズク等の爬虫類・鳥類も多く生息している。

1−1)ワオキツネザル
 
この猿は日光浴が日課。人に慣れているので家の軒下などに自由に入ってくる。写真も撮りやすい。

1−2)ベローシファカ
 
この猿は木の芽・葉・花などを食べに近くまで来る。食べ飽きると次の木へ移動する。この時、木に間隔があると地上に降りて後ろ足で立ち飛ぶようにして歩く。しかし、横っ飛びよりはむしろ前方を向いている方が多い。ワオキツネザル共々今は子育てで大忙し。

2)トゲの森
 
この森にはトゲのある木が多く植えられている。ここには夜行性のネズミキツネザル・イタチキツネザル等が生息しており、ナイトサファリで観察できる。

家路を急ぐ瘤牛と
逆さバオバブ
日光浴をするワオキツネザル
ワオキツネザルと遊ぶ
アカシアの葉を食べる
ベローシファカ
我々の方を見ながら右方へ
飛び歩きするベローシファカ
イタチキツネザル
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