氏 名
  柘植 茂利
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
平成19年09月01日
表 題
「わたしの健康法」 夏の富士山と正月の大山登山
本   文 


 毎年富士山と大山(大山阿夫利神社本社)に登るようになったのは定年退職した年からである。特別の拘りや理由があったわけではなく、体力チェックや健康維持、平凡な生活の節になればと、その時の思い付きから始めたことである。最近は年中行事として、その苦楽を糧に意地や執念も加わりずっと続いている。

 富士山は頂上まで5時間半。夜行登山もヘッドライトと懐中電灯があれば迷うことはない。満天の星空を近くに眺め、眼下に花火を観ながらマイペースで登る。 山頂の剣が峰では凍えた手で握り飯を頬張り、雲海の彼方から昇る御来光を拝み健康と平穏な日々に感謝する。そして雄大な影富士を展望し、頂上郵便局で妻へのはがきを投函し安全第一で下山する。

 大山は在勤中、上司の発案で安全祈願の初詣でに登ったのが最初で、これに肖ろうと始めた。標高1250m余りではあるが、ケーブルカーに乗らず28丁目の頂上まで約3時間、急な山道も多く初詣でには十分である。途中、新宿副都心や純白の富士山、年によっては雪山気分も堪能できる。頂上で汗だくの下着を着替える醍醐味も格別である。

 来年は70歳、日頃の摂生に努め、体力と健康維持のための年中行事として永く続けて行きたい。

1. 富士山
2. 富士山
3. 富士山
4. 富士山

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