氏 名
石田 正志
 所 属
東燃関東地区OB会
 掲 載 日
平成19年07月23日
表 題
 英国ドライブ旅行 その3(物価高)
                         本   文 


 英国のポンドは現在、経済の好況を反映し、25年ぶりの高値圏にあり、1ポンドが250円近い。このレートで日本円に換算してしまうと、英国のすべてのものが恐ろしいほどの物価高となり、何もできなくなってしまう。

 よく引き合いに出されるのが地下鉄の料金である。ヒースロー空港からロンドンの中心部までの料金が4ポンド。実に1000円近い。初乗り料金でも3ポンド750円である。ところが良くしたもので、地下鉄の場合は何回も乗れる1日券を5.1ポンドで買えるので救いがある。

 レストランのメニューを見てみよう。コーヒー、サラダ、サンドイッチ、ハンバーガーなどの軽いメニューが3〜6ポンド程度、ビーフシチューのパイ生地包み、ロースト・ビーフ、ヨークシア・プディング、フィッシュ・アンド・チップスなどのいわゆる英国料理が8〜12ポンド程度、ビーフ・ステーキは14〜20ポンドもする。二人で軽く昼食を食べても、飲み物とチップ込みで20ポンド。夕食では50ポンドはかかると覚悟したほうが良い。

 食事に負けず劣らず、高額なのが宮殿、城、博物館などへの入場料である。ロンドン塔、ウィンザー城、ウエストミンスター寺院などの目玉の観光施設の入場料が10〜15ポンド、地方の城跡、博物館などでも5〜10ポンド。日本なら無料のはずの陶磁器工場の見学、ウィスキー蒸留所の見学なども一人5ポンドとしっかりと料金を取られる。何もかもが物価高というのが英国の第一の印象である。       (続く)

 

1.地下鉄料金も高い
2.コンビニの商品陳列棚
3.ケンブリッジのオープン
マーケット
4.地方のキャッスルも
高い入場料が
5.ウエッジウッド見学も、
もちろん有料
6.シーバスリーガルの
蒸留所も有料
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