氏 名
長浜 好二
 所 属
東燃関東地区OB会
 掲 載 日
平成19年 6月01日
表 題
 「私の健康法&老化防止法」
本   文 


 子供の頃から丈夫で、運動大好きだった事が幸いしたのか、76歳の今でも薬要らず、医者知らずの元気な日々を送っています。

 長い間、健康に良いと思うことを色々やって来ましたが、近頃は健康を目的とするのではなく、日常生活の中で、健康に役立ちそうな事柄を幾つか実践しています。

 (1)スポーツ (2)歩く (3)階段登り (4)冷水浴 (5)心の持ち方 (6)その他

 これ等につき具体的にどう取り組んでいるのか説明しますが、食べ物と飲み物については、「何を食べなければいけない、何を食べてはいけない、何を飲まなければいけない、何を飲んではいけない」と言う思いは殆んど無く、普通の物をよく食べ、よく飲んでいます。

 (1) スポーツ(主に卓球)

 昭和22年春、旧制中学5年生の時に卓球をやり始め、10数年続けた後中断、昭和58年秋から毎年、全国旧制高校OB卓球大会が開催される事になり、この大会に参加する為練習を再開しました。幸い居住地区の近くに卓球クラブが在り、このクラブに加入し練習を続けて22年になります。他に2,3の練習グループにも加わり、平均週2〜3回、1回1時間半〜3時間の練習です。私の卓球はかなり動き回るやり方で、汗びっしょりとなります。それに早く動くボールを目で追う事が動体視力を鍛え、脳に刺激を与え、老化防止に繋がっているようです。

 スポーツとしてはこの他、テニス、ゴルフをしています。

 (2)    歩く

 和歌山工場では毎年駅伝大会が行われていましたが、昭和49年から管理職チームも参加するようになり、そのチームの一員として走り始めました。その後、勤務地が変わり、住居も変わりましたが、16年間毎日30分程ランニングを続けていました。

 現在の居住地(浦安市)で毎冬マラソン大会が開催され、3キロの部に参加、連続10回出場を目指していましたが、7回目の時、練習のし過ぎで半月板を痛めて、医者から競争的に走る事を禁じられ、歩く事を勧められました。

 この勧告に従い歩き始めて16年になります。当初は歩く事が目的のように毎日1〜2時間ウォーキングしていましたが、今では日常生活の中で、出来るだけよく歩くようにしています。買い物、役所、銀行、郵便局、飲み屋、最寄り駅など、片道20分程度の用達しの場合、大抵歩いて往復します。ウォーキングシューズを履き、歩き易い服装で出掛けます。

 ゴルフ場でもよく歩きます。乗用カートの無いゴルフ場には行かないと言う人がいますが、私はカートがあっても原則乗らず、全部歩く事にしています。

 広々とした大地で、心地よく芝生の上を歩けるチャンスにカートに乗るなんて、なんと勿体ないとの思いです。

 (3)    階段登り

 昭和53年春、初めて竹橋の本社勤務になった際、出勤時地下鉄竹橋駅のホームから8階の事務室迄エレベータに乗らず、200段の階段を登ることにしました。本社勤務は2回、合計8年間毎朝階段登りを続けました。

 昭和57年秋、当時住んでいた豊島区の区制施行50周年記念事業の一つとして、池袋のサンシャイン60階段かけ登り大会が行われ、これに挑戦しました。約1ヶ月間、階段かけ登りのスペッシャルトレーニングを重ね本番に臨んだ次第です。1,208段、10分9秒かかって最上階の展望台までかけ登りました。疲れと共に、成し遂げた爽快感に満ち溢れ、この日以降階段登りには揺ぎ無い自信を持つ事になります。

 現在、エスカレータと階段が併設されているところでは、エスカレータに乗らず階段を登ります。最寄のJR京葉線を利用し、東京駅で山手線等に乗り換える際、登れる階段が150段あります。平均週2回出掛けていて、1段飛びに膝をしっかり伸ばして登ります。脚腰の強化に随分役立っているようです。東京駅だけでなく、エレベータ・階段の併設は随所に見られます。

 (4)      冷水浴

 4年前、何気なく手にした健康関連書籍         

  小山内 博 著     生活習慣病に克つ新常識  まずは朝食を抜く!

                新潮新書 2003年5月20日 発行

 発行直後に購入し、目を通し始めてこの本にのめり込みました。それまで色々健康についての本を読みましたが、この本ほど分かり易く、論理的、実証的な本は有りませんでした。

 小山内式健康法四カ条で勧められている一つが冷水浴です。風呂上りに頭から全身に冷水シャワーを約1分間浴びるやり方です。人間のからだを守るのに副腎皮質ホルモンが重要で、それを分泌する副腎に刺激を与え、分泌を促すのに冷水浴が役立つとの事です。

 この本を読んだ日から入浴後の冷水浴を始め4年間、1日も休んだ事はありません。

 (5)心の持ち方 

ストレスの多い今の世の中で、ストレスによる健康への影響を出来るだけ小さくするには、心の持ち方が大切だと思っています。

 奈良薬師寺の高名な管長、高田好胤師が亡くなった後,跡を引き継いだ管長、安田暎胤師が心の持ち方について述べられた新聞記事が目に留まりました。

    次の五つの心を持ちなさい。

 1)        感謝するこころ

 2)        報いるこころ

 3)        気配りするこころ

 4)        許すこころ

 5)        詫びるこころ

 この教えに感銘を受け、出来るだけこのような心を持つよう努力しているところです。

 (6)老化防止に役立っていると思っているその他の事

 会社OB会の幹事を12年間務めて昨年退任。現在、浦安市卓球連盟の役員13年目で継続中。会社OB囲碁グループの一つで世話役10数年。学校クラス会関東地区永久幹事等を務めています。

 これらの仕事は、企画、立案、文章作成、折衝、説明等々、頭と口を使う事が多く、老化防止に役立っているようです。

                                                   以上

全国旧制高校OB卓球大会ダブルス戦で対戦中の長浜・林ペアー

同卓球大会後のパーティーで元国際卓球連盟会長故荻原伊智朗氏と談笑する長浜

卓球練習中の長浜

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