氏 名
 中村 義 
 所 属
東燃関東地区OB会 
 掲 載 日
平成18年12月05日
表 題
本格焼酎に魅せられて
本   文 

 

   濱田酒造?私のお気に入りの焼酎のひとつ、あの芋焼酎「伝」か。そして、会社時代、何度も足を運んだ懐かしい、あの串木野(今は、合併で「いちき 串木野市 」に)か。

 実はこの焼酎ツアーは、あるシニア向けサイトが企画した招待旅行であり、幸運にも10組のメンバーに選ばれての嬉しい旅である。

 こだわりの焼酎づくりは、明治元年創業というから、140年近く、原料薩摩芋の黄金千貫(コガネセンガン)を栽培し、木桶を使った単式蒸留による伝統技法を守り続けている。

 この伝統の蔵では、手づくりの焼酎製法の全工程を見学することができ、もちろん試飲あり。甕の貯蔵庫には廃校になった小学校の校舎が再利用されている。

 また、以前ゴールドパークと呼ばれていた、日本地下石油備蓄、串木野基地の近くにある継承の蔵は、岩盤トンネル内を活用して焼酎の貯蔵をしている。

 この懐かしい地をこういうかたちで訪れるとは、なんともうれしいことであった。



 昨年末、「薩摩焼酎」が地理的表示の保護対象になり、ブランド品としての確立を目指している。世界の5大蒸留酒の仲間入りをという熱い想いがある。

以上

伝統的な木桶の単蒸留装置
現代風のステンレス製の単蒸留装置
岩盤トンネル内のミニ・ギャラリー
岩盤トンネル内で、熟成を待つ焼酎群

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